2024年10月6日@レスキュー訓練


  • 参加者:長濱(記)、佐々木、沢田、荒木、河原、塚内、一桝、大石
京葉山の会では、本格的な雪山シーズンに入る前に
毎年レスキュー訓練を行っています。
以前は外で行っていましたが、雨天中止になるケースもあり、
ここ数年は室内のジムを利用して実施することが多くなりました。 深めに登山に関わってる人は、多かれ少なかれヒヤリハットや実際に
事故体験をしたことがあるので、年イチの訓練は「義務」だと思っています。 「何度もやって覚える」事が目的なので、毎年メニューをガラッと変えることはなく、
その時々のメンバーや時代に応じて微調整を入れています。 私が入会した頃(2010年~)は、1/3システムとかロープを使った救助担架の作り方なんかも結構厚めにやってたんですが、数年前からは沢やマルチで「現実的」なシチュエーションに限定して実施することが多くなりました。
結局、つたない救助技術で事を悪化させるくらいなら、「初動」を重視して、とにかく助けを呼びに行ける状態を作るとか、一番ヤバイ状態を回避することを優先させるというコンセプト。 「懸垂下降直前でビレイデバイス落としたら」
「懸垂して降りたらロープが足りずに登り返し」
「クライマーが意識をなくした時のビレイヤーの自己脱出」 みたいな、わりと遭遇しがちな状況ですね。 本当はAEDとか止血とか、医療の初期対応もやるべきなのでが、
今回は時間の都合でここまで手が回らず。 ・・・・とにもかくにも、こういう技術を一度も使わずに人生を終えられることを
願うばかりですw ご安全に~

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