2025年7月6日@シンナソー


参加者:上林(L)、大石

先週に引き続き、武蔵五日市駅起点の初級の沢 シンナソーに行った。武蔵五日市駅 7時40分発の藤倉行きバスに乗り終点の藤倉で下車。バスの待合のスペースで支度をしてすぐに出発。 北秋川沿いに少し歩いて廃屋の横から川に降りると、すぐにシンナソーの入渓地点。狭い沢だが水量は多く、酷暑の日には持って来いの沢といった感じ。
この沢も典型的な奥多摩の谷で日当たりが悪く、岩も黒々としているが滑っている訳ではなく、ラバーソールの沢靴との相性抜群で気持ちよく小滝を超えていく。3段10mの滝はガイドブックに中段が難しいと書いてあったが、特に難しいところは無く気持ちよく登れた。シャワークライムで全身濡れたが気持ち良い事! 3段15mの滝はこの沢のハイライトだが、ここもホールド・スタンス共豊富で快適に登れた。
行く前から判っていたが何しろ短い沢であっと言う間に奥の二俣、さらに先の二俣で川を離れて、かすかな踏み跡をたどって左側の尾根に向かって登っていく。詰めは短くあっと言う間に藤倉に降りる登山道に出た。なんと入渓から2時間。
靴を履き替えて少し登って浅間尾根を歩く。樹林帯の中なので日が当たらず意外と涼しい。しばらくすると数馬方面への分岐があり、浅間尾根登山口に向かって下っていく。下りは登りよりさらに短い。登山口の手前にある宿「浅間坂 木庵」の手前の草原で大石さんが蕨を見つけてしばらく山菜採り。だいぶ成長しているのが多いが、草をかき分けると適度な物もあり10分程度で一掴みの収穫。木庵で入浴しても良いと考えていたが、蕨採りの間に抜いていった女性のグループも入浴するようで女性風呂だけ待たされるとの事だったので、数馬の湯に入る事にした。
すぐに道路に出て、しばらく歩いて数馬の湯の温泉センターで入浴。この温泉も先週の瀬音の湯ほどではないがツルツル系の良い温泉だった。入口の横の水道でドロドロの沢靴を洗わせてもらって感謝!
1時間バスに揺られて武蔵五日市駅に戻った。数馬までは さほど暑くなかったが下界は猛暑。青梅線の中でビールで乾杯して気持ち良く帰宅した。

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