【会山行】2014年10月19日@丹沢水無川 モミソ懸垂岩 レスキュー訓練


◎参加者:T(L・記録)、Yさん、Kさん、Sさん、T橋さん、S子さん、体験山行の方(Iさん、Hさん、Mさん、Eさん) 合計10人

7:00渋沢駅集合    7:20大倉    8:30モミソ懸垂岩     15:30訓練終了    16:20大倉山岳センター      17:10大倉バス停

(1)訓練内容

今回は体験山行の方に4人参加いただいたので、基本的な操作を繰り返し練習しました。皆さん登山経験が豊富だったり、ジムで登っていたりで、すんなりと操作されていました。自分がはじめてレスキュー訓練やったときは混乱して頭真っ白になったのですが・・・。レスキュー訓練で完全に指導側に回るのははじめての経験でしたが、ケガなく安全に終了でき、普段の山とは違いますが心地よい疲労感がありました。

■Aパーティ

①半マストでの懸垂下降  ②半マストでの確保  ③懸垂下降途中停止での仮固定と解除 ④ビレイデバイスの仮固定 ⇒ ビレイヤーの自己脱出  ⑤ATCガイドの自動ロックの解除方法  ⑥ATCガイドの自動ロック機能を使ったロープ登行

■Bパーティ

①半マスト・ATCでの仮固定/スリップドノットを用いた仮固定方法 ②半マストでの確保・仮固定実践 ③ATCガイドロック解除 ④ATCガイド・アッセンダー・プルージックを使ったロープ登行 ⑤フォロービレイとセカンドのロワーダウン

※余裕のある方は、リーダーレスキューやアブミを使った登行に取り組みました。

(2)電子捜索機器 ヒトココ の試用

山岳保険のJROから親機と子機の貸与(2000円/月)を受け、試用しました。 結果としては、対岸の林道から親機で捜索してモミソ懸垂岩にある子機を容易に感知可能でした。 皆さんご存知だと思いますが、林道から懸垂岩までは30m程度の標高差があり、植林のため岩は見えません。 障害物が少ない見おろし方向での捜索には十分に使えると思います。 しかし同じ林道上でもカーブ1本曲がって尾根向こうに子機が行ってしまうと、親機をもった捜索者がカーブを曲がるまで検知できませんでした。

沢登りでの遭難を考えると、沢を遡行して捜索するパーティーと尾根上を移動しながらヒトココ親機を沢に向けて捜索するパーティーを分ければ、安全・迅速に有効な捜索が可能かもしれません。

また雪中に埋まっても電波は減衰しないということなので、見通しが効き捜索範囲が線ではなく面になる雪山だとさらに有用性が上がると思います。 ビーコンと混同する方が多いと思いますが、ビーコンの捜索範囲が50m以下であり雪崩直後に現場で自分達で捜索するものであるのに対し、ヒトココの捜索範囲は1km以上あるので予定日になっても帰ってこず山域のどこで遭難したかわからないときに広域を捜索するためのものだと思います。

そういった意味でヒトココはまさに山岳会向けの装備だと思います。逆に山岳会に入っていない方だと、自分が遭難したときに捜索してくれる人の顔を思い浮かべることができないので、電波を発信するだけの子機(重さ20g)に9800円払うのは抵抗があるかもしれません。

ヒトココ 親機 画面

ヒトココ 親機 画面

ヒトココ 大きさ

ヒトココ 大きさ

 

 

 

 

 

 

 

(3)昼ごはんの後、沢沿いの岩でボルダリングをし、T、S、T橋が水没しました。

(4)訓練終了後、大倉の山岳センターのボルダリング壁で遊んでから帰りました。

モミソ懸垂岩 訓練風景

モミソ懸垂岩 訓練風景

水無川 渡渉点

水無川 渡渉点

川ポチャ

川ポチャ

トラバース中

コメントは受け付けていません。