2017年1月28日@棒立山南東尾根


◎参加者:高山
0449JR平井駅発
0842JR土樽駅着
0845JR土樽駅出発
0915毛渡橋
0940尾根取付
1210尾根屈曲点1060m
1340棒立山山頂
1630JR土樽駅着
1709JR土樽駅発

2017-01-28-12-00-00-large清水トンネルを抜けると隣席の若者達が歓声を上げた。3週連続の土樽。だいぶ雪も締まっただろうと推測して来たが、昨夜しっかり降雪あったようだ。
林道は、関越道陸橋が工事中なので、そこまで除雪されている。
毛渡沢林道奥に向かうスキートレースとすぐに別れ、高圧線鉄塔を目印に尾根に取付く。雪が締まっている杉植林は沢沿いにもう少し続いているようだが、柔らかく雪を纏うミズナラ斜面に誘われ膝下ラッセルでの登高を始める。今日はひとり。疲れないよう両手ストック突く・足上げ・踏みこみ・立上りの四動作を無駄なく繰り返す。背後の関越道の騒音が消えていく。
キノコ雪や雪庇を避けながら尾根を一登りすれば平坦地に出て一服。植生がブナ疎林に変わっていることにようやく気付く。この辺はどこでも雪洞やイグルーが作れそうだ。
1060m尾根屈曲点から急傾斜になるが、西北両面から風が当たるようになるためか雪が締まって楽になる。いつしか薮も消え、ホワイトアウトした中にナイフリッジや東尾根からの小さい雪庇が現れる。風もなく明るいが、雲の中を登るようで平衡感覚が心許ない。
山頂の期待を何度も裏切られながら、それでも山頂に着くと少し物足りない気分だ。時間・天候・雪質からみてタカマタギまで足を伸ばすしても良いが、次回もっと天気が良い日のために取っておこう。
下降は別の尾根からと思ったがホワイトアウトしているうえに山頂付近が緩斜面なので自分のトレースを戻った。

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