2017年3月5日@谷川岳天神尾根・山スキー


◎参加者:高山

1130 天神平峠リフト降り場
1300 オキの耳
1420 天神平

3月になったので青春18切符が使える。日帰り往復交通費2,370円でどこに行こうかと思ったが、結局いつもの谷川を選択。
【谷川岳天神尾根 選択理由】
・天神尾根は何度も上下しているし、西黒沢源頭は沢登りで2回登っており、地形や傾斜が分かっている
・天神平スキー場でゲレンデ練習できる
・娘にお昼代とおやつを渡してスキー場に残置すれば、家族サービスと山が両立できる。

17030512 当日、天神平でスノボの大会が開催されており、峠リフトを降りたところに横断幕やテントが張られ賑やかだ。滑走順番待ちをする選手達の脇を歩いて通り過ぎてからスキーを着ける。熊穴沢避難小屋までアップダウンが多いので、最初から歩いて登っても変わらなかったかもしれない。
天気が素晴らしく良いので登山者が多い。風もなく暑くてヤッケを脱ぐ。Tシャル姿で下山してくる若者もいる。ツボ足トレースで地面がボコボコでスキーの接地面が小さいが、問題なくシールが効いて、二、三回折り返しただけで、ほぼ直登で上がっていける。
山頂手前でシールを外し、西黒尾根を少し先の平坦地まで滑りおりる。賑やかな天神尾根や山頂から死角になっており、ギャラリーの視線を浴びずに済む。
水上の町の先に赤城や関東平野が遥かに霞む。見慣れた眺望だが素晴らしい。しかしこれから滑降する目前の斜面に落ち着かず、すぐに滑り出す。
西黒沢源頭は大斜面・緩傾斜で初心者でも問題ないと踏んでいたが、午後の南斜面は雪が解けて柔らかく、上手くターンできない。他の方は綺麗なシュプールを残しているので、自分がこの場所に相応しくない素人であることを痛感する。仕方なく斜面幅を使って斜滑降の繰り返しで降りた。こんな素晴らしい斜面なのに楽しめず後悔する。
天狗岩手前で天神尾根に戻る。ほっと一息かと思ったが、ここから広狭緩急があってポールのように登山者が連なる尾根を滑る方がよほど難しかった。途中転倒したら外れた板が右斜面を勢いよく滑り落ちて見えなくなった。一昨年登ったヒツゴー沢の左岸斜面を思い出して憂鬱になったが、意外と楽に回収できた。もう熊穴沢避難小屋間近なので、板をザックに括り付けそのまま天神平まで歩いて降りた。
悔しくて、昼飯も食べずにゲレンデ居残り練習してから田尻沢経由で降りた。

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