【個人山行】2017年3月11日~12日@かぐらBCスキー


◎参加者:森、久、川島、蓮佛、花田、高山(日曜のみ)、長濱(記) ほか会外1名

■行程 ※以下BCの日曜(3/12)のみ

08:00 宿発
09:00 かぐらゴンドラ山頂(高山さんと合流)
10:00 第5ロマンス上よりハイク開始
11:00 稜線
11:30 一度ドロップし中尾根側へ~再度再びシール登行
12:00 中尾根滑降
13:30 和田小屋

前回の会山行の車中で、話の流れでBCを企画。会でBCスキーをやるメンバーが少なく、ベテランの森さんにオブザーバーでご参加いただくw。

土曜早朝に車2台でスタートし、10時までには2台とも到着し初日はゲレンデにて足慣らし。さすがに雪はトップシーズンの状態ではなくなっているので、標高が低い斜面はかなり重い。。。しかし足慣らしには十分。
宿では鍋で宴会(スキーはお金かかりますしねー。。)、22時には就寝。明日に備えます。

翌日は朝からピーカン。テンション上がります!

9:00に部分的に参加の高山さんとゴンドラ山頂駅で合流後、第5ロマンスへ。前週の半ばには遭難事故があり、土曜日は悪天候でゲートが閉鎖されていたということで、晴天だったこの日はかなりの人数が入山していました。

第5ロマンスリフトの営業開始時期が早くなったのと(今年は元旦から)、昨今のバックカントリー人気と事故の増加で、逆に管理はかなり厳重になっており、計画書はパトロールの方に直接手渡しで確認、事務所への下山報告の義務化、ビーコンチェックのゲートなどなど・・・かなりリスク管理された状況になっていました。ありがたいような、自由が制限されるような、なんとも複雑な気持ちではあります。。でもやっぱり遭難すればたくさんの方に多大なご迷惑をおかけすることになるわけなので、やっぱり有り難いですね。
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今回のメンバーでBC経験者が3名だったので、まずはシール登行の練習もかねてゆっくりハイクアップ開始。この日は晴天で無風、白い雪とまっ青な空のコントラストが目に痛いくらいです。
今回唯一ゲレンデブーツで挑戦のKさんは、板を担いでツボ足で頑張ります。
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緩やかな斜面を気持ちよく上がっていくと、1時間程であっという間に稜線へ。
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しばし休憩しながら間近に見える苗場山や、周辺の雄大な景色を堪能した後は、
一旦シールを外し、トラバースしながら中尾根側にドロップ。わずかな距離ですが冷たい風が気持ちいい~!

その後、再度シールを付けて中尾根ピークまで登り返した後、尾根沿いのルートへドロップ。
気持ちのよいルートが取れる斜面はわずかな距離ですが、まあそれもBCの醍醐味(笑)。
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どんな雪質にも対応できなくてはBCを安全に楽しめないので、トレーニングと思って頑張ります。
この日は数日前に遭難騒ぎがあり、当日も怪我人が出た模様で、中尾根の上空には長い間救助ヘリが飛び続けていました。私たちも、間違った沢筋に入ったりすることのないよう、慎重にルートを選びながら滑降。

標高が第5ロマンスの登り口あたりまで来ると雪もかなり重くなってきましたが、13時半前には全員無事和田小屋のあたりまで滑り降りることができました。

さすがに今回BCが初めての何人かは疲れも出たようですが(転ぶとものすごい消耗しますしね・・)、休憩後に再び数本ゲレンデで滑ったメンバーもいて、みなさん意識高い系(笑)。

15時前には駐車場について、各車解散となりました。

雪山の季節はそろそろ終盤となりますが、BCはGW過ぎまで楽しめるのでまだまだシーズンまっさかり。
安全面に注意しつつ、めいっぱい楽しめたらと思います。

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