◎参加者:高山さん(L)、長濱さん、土川さん、蓮佛、森さん、加藤さん、花田(記録)
先週、神楽でBCに続き、会山行でも雪稜&BC企画!
個人的にはスキーもよちよちで先週念願のBCデビューに連れて行っていただいたばかりだったので、雪稜組にしようかと思っていたのですが、ナル水沢の写真がとーっても綺麗だったのと夫(蓮佛)がスキーにしたいと言い出したため、色々と心配しながらもわたしもスキーで行くことに。
1日目
晴れ
08:00 林道入り口スタート
新潟の天気がイマイチで冬型だったので天気が怪しいかな?という懸念も杞憂に終わり、天候は快晴。ながーい、林道歩きもなかなかのペースで進み、1時間ほどで取付き地点に到着。
0930 板幽沢取付〜布引山南コル
私にとっては2回目のシール登高。
私の体のバランスが悪いのか不器用なのか、先週の神楽に続き、シールをしているにもかかわらず、度々後ろに逆流(/ _ ; )するも、高山さんからアドバイスをもらいながらどーにかこーにか進む。
雪は程よくしまっていたので雪稜組も順調に高度を上げ、12時ごろには稜線にでました。
稜線からは上越の山々が見渡せるほどの天気で、気持ちが良い!
雨ケ立の山頂をトラバースして14時ごろに幕営地に到着、男性陣のイグルー作りにとりかかり、みなさん手際よく1時間ほどでイグルーと女性用のテント設営完了!
その日の夜は、高山さんが用意してくださったミルフィーユ鍋&野菜うどんでカンパイ
明日が本番なので8時ごろにはシュラフのなかへ〜
2日目
昨日の夜から風と雪がすごい勢いで降り始め、外の音で何度も目が覚めたり、うとうとしたりを繰り返し、あまり寝ていられなかったのでみなさん予定よりも早く、4時ごろには起床。
これはヤバイかなーと、恐る恐る外を覗いてみると(@_@)
劇的なホワイトアウト、暴風雪。
深刻さを目の当たりにして、まだまだ未熟なのにもかかわらず、スキーできたことを大後悔、、、、。
出発の準備を整え、いざスタートしたものの立っていられないほどの強風。
ピーク手前で、スキーを外したりアイゼン装着したりという自体に。
その後も風に煽られ、あわや滑落か、遭難かと思いながらもなんとか、稜線沿いを行き、雨ケ立に辿り着いたか?
と思っていたが、何だか昨日見た尾根が見当たらない。
んーーーー?
GPSを見ると、なんと逆走してしまって布引山の山頂に(@_@)
このホワイトアウトと暴風、転倒で疲労も溜まってきたにもかかわらず、またも登り返し。
既に10時は過ぎていたかと思うが、ようやく昨日辿った尾根に辿り着いた。
さー、ここからはもときたルートを帰るだけ!
と思ったのも束の間、リーダーのものと思われるシュプールを辿っていくうちに崖っ淵でシュプールが方向転換しており、またも、「?」な状況に。
GPSを見るとなんと、昨日の尾根から1本外れている!!!
リーダーのトレースではなかったのか、それともこのまま降りたのか、、、、?
わからなくなってしまったので、長濱さんにリードしていただき、いったん登り返すことに。
慣れないシール登高とルートロスによる気持ち的な疲労、、、、
このまま限界までスキーを履いて行ってもすごーく時間がかかるか、降りれないか、コントロール不能で木に激突するか、沢につっこむか、、、、、
すでに時間は2時を過ぎていて、私要因でみなさまの安全を脅かしてはいけない、どうせ、来年には板は違うのにしようと決めていたのだ!
と思い込み、突風の中では高山さんに私のスキーも背負っていただいたにもかかわらず、2度目BCにして、スキー残置(/ _ ; )
それからどうにかこうにか、林道にたどり着き駐車場に着いたのは18時。
森さんも土川さんと一緒に無事に下山され、やれやれお疲れ様でした!
と、そこで試練が終わらなかった、今回の山行。
駐車場を出発すると、なんと入り口が雪の壁(@_@)1、2時間は立往生か、、、、
宝川温泉の方に電話すると、県道だから除雪できないんだよーとか、通過止にしてるんだよー、とか色々言われながらも20分もかからずに除雪していただけて、ようやく脱出。
体力的にはある方でこれまで歩けなくなるかもなどと全く思ったこともなく、重いものも割りかし持てる方だと思っていましたが考えが甘かった〜、もう少し初級のBCからゆっくりやりたいと思います。
あわや遭難か、、、、と思いましたがなんとかこうにか全員無事に下山できて、ほんとうに何よりでした。
山での貴重な経験が1つ増えました。
ご一緒させて頂きました皆様、ありがとうございました!