2017年4月23日@燧ケ岳ナデッ窪 山スキー


17042309◎参加者:高山

0155 自宅発
0415 大清水駐車場着
0430 大清水 発
0530  一ノ瀬
0630 三平峠
0930 俎嵓直下
1100 尾瀬沼
1230 大清水 着
飛ばして来たので少し早く着いた。寒くて震えながら準備をするうちに明るくなってきて、ヘッデン点けずに出発。
一ノ瀬で先行3人組に追い付く。夏道が沢を渡り九十九折になるところで手こずっている。こっちは下手糞なのですぐに板を外してツボ足で横を追い抜かせてもらう。三平峠からの下りでもシール脱着が面倒なので板を担いで降りた。
雲が低く燧ケ岳は半分も見えない。尾瀬は夏の方が断然よいと少しガッカリする。真っ白な雪原のごとき尾瀬沼を大江湿原に向かって横断する。尾瀬沼は真平かと思ったが、水流に合わせて雪溜まりができるのだろうか、なだらかだが身長程度の盛り上がりをいくつか越える。シールを付けたままでよかった
長英新道の下部は目印もなく分かりづらい。登るにつれ雲の中に入り風も出てくる。昨日溶けた雪面が凍って上部は雪が固い。この状態で滑れるのか不安になる。しかし時々陽が差すと途端に雪が緩みはじめる。天気の好転を願って、なるべくゆっくり登る。
IMG_20170423_100141白靄で視界はないしアイゼン忘れたので俎嵓はパス。
IMG_20170423_101611ナデッ窪分岐の標識脇で靄が取れるのを待つこと1時間、雲が風に流されて一気に視界が開ける。春にしては綺麗な青空。眼下標高差500mに白い尾瀬沼、その向こう真正面に日光白根。急斜面で下が見えないが、気合一声滑りこむ。
ナデッ窪は次第に傾斜は緩むが、薮もなくそのまま尾瀬沼に滑りこめる。徐々に勢いが落ち、尾瀬沼上でスキーが止まる。全能感とアッケなさ、刹那の墜落から時間や価値観が戻ってくるまで、燧ケ岳を見上げていた。IMG_20170423_104616

IMG_20170423_104650三平峠からの先行トレースは登山道沿いに降りていたが、急傾斜なうえにツボ足トレースでボコボコなのでパスして、尾根沿いに降りる。右手の開けた斜面に誘われるが、すぐに尾根に戻す。ナメ沢出合の上で渡渉もなく登山道に合流できた。

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