【個人山行】2017年4月22日~23日@槍ヶ岳


◎参加者:荒木さん(L)、河原さん、土川(記録)

◎天候:22日晴れ、23日晴れ

2017-04-22-09

2017-04-23-09

◎行程 4月22日(土) 09:05新穂高駐車場発11:15白出沢出合 12:55滝谷出合 14:15槍平冬季小屋着

  23日(日) 04:05槍平発 06:50飛騨乗越 07:45槍ヶ岳頂上 08:50飛騨乗越 09:50槍平冬季小屋着 10:45槍平冬季小屋発 12:30白出沢 14:10新穂高駐車場着

  4月もすでに後半。1か月以上も前からいつも頭のどこかでは今回の山行の事をずっと考えていました。まだ少し先のことだと思い、待ち焦がれていたのに気が付いてみればもうその日。時がたつのは早いと思うと同時に、いよいよ自分も雪の北アルプスを登る時が来たと中央道から見える山々を見ながら感慨深い気持ちになりました。

気になっていた天気は予報通りの晴れ。準備を済ませ、フル装備で大きく重くなったザックを気合を入れて背負い駐車場を出発しました。穂高平の手前までは河川工事に伴い林道は除雪され、地面が現れた道端にはたくさんのふきのとうが。山の春の訪れを感じると同時に諏訪湖SAで山菜が高い値で売られていたのを思い出し、「帰りに摘んで売れば一儲けできそう。」なんて冗談を言ったりして楽しく道を進んでいきました。しかしそんな時間も束の間。フル装備でかなりの重量のザックは肩を苦しめ、何よりもいい天気すぎてかなり暑い。1493817960993薄着にもかかわらず汗だくでサングラスすらびしょびしょで見えなくなるくらいに。居てもたってもいられず、奥穂高と槍ヶ岳の分岐点でひとまず休憩をしました。

再出発するとすぐ白出沢に出て、林道は終わりここからは登山道を進んでいきました。雪は徐々に増え、春の陽気で緩んでいるため歩きづらさも増していきました。しばらく進んでいくといくつものデブリが。谷筋に沿って流れた大量の雪が堆積していました。それぞれを越えていくといつの間にか滝谷出合。ここで休憩を少しとり、再出発。槍平まではあと少しです。

デブリに満たされた狭い谷を登って行き、途中で後ろを振り返ると穂高の山々が。山深い景色にいよいよだなと感じつつ、癒されながらもうひと踏ん張りして14時過ぎに槍平に到着しました。1493812489805冬季小屋が混んでいればテント泊ということでしたが、1パーティーの先客がいたものの、広々とした小屋にはまだまだ余裕があったため、冬季小屋泊となりました。荷物を整えたらさっそく宴会開始!三人での楽しい楽しい会話は18時過ぎまで続きました。ぽつぽつと周りのパーティーが寝てしまったので、それに合わせ私たちも就寝準備。寝る前に外に出ると19時前というのにまだ明るく、日が長くなったと感じました。扉を閉めると小屋内は真っ暗になり、気が付くといつの間にか眠っていました。

次の朝は3時に起床。外に出て空を見上げてみるとまさに満点の星空。空いっぱいに隙間なく星があり、感動しました。足早に朝食を済ませ、アタックザックに必要なものだけ入れて身軽にしたところで槍平を4:00過ぎに出発。薄暗いなかをライトをつけて登り始めました。

飛騨沢は広々とした沢でカールの様でした。徐々に朝日が出て来てくると背後の山々は朝焼けでよりきれいな景色が見え、それを励みに登っていきました。1493812495167また高度を上げると目に見えてが景色が開けてきてどんどんと高くなっていくのわかり俄然やる気満々で登って行きました。ところが登るにつれて傾斜はきつくなる上、登ろうとしているのに足が次第に重くなり、スムーズに進めなくなってい来ました。酸素が徐々に薄くなっていくのを直に感じ、改めて目指している山の大きさを実感しました。

なんとか飛騨乗越まで登ると一気に景色が開け、左前方には槍ヶ岳が見えました。1493812502012槍ヶ岳山荘の前を通ると山荘の方たちが雪かきをしていました。槍の肩まで来るともう一回より気を引き締め直していよいよ本番。ドキドキしながらもアイゼンが引っかからないよう一歩一歩集中して登り始めました。岩場でのアイゼン歩行は一層集中を強いられた上、落ちたらどこまでも行ってしまいそうで先日の上州武尊での雪訓の経験があってよかったなあと心から思いました。何とか集中を切らさずに8:00前に頂上についに到着。天気はこれ以上ないくらいの快晴で景色は最高に綺麗でした。ずっと遠くまで広がる360度の景色は本当に圧巻でした。そんな景色を実際に見ることができ、本当に登れてよかったと思いました。

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10分ほど頂上で景色を楽しんだのち名残惜しいところではありましたが、下山を開始。下りでも気を引き締め直し、集中して降りていきました。ですが下りのほうが三割増しで怖く感じました。いつにも増して慎重に降りていき、ひやひやしながらも無事に降りることができました。1493812525127

飛騨沢まで下るとシリセードで降りるというよりも滑降していきました。BCの方も何人かいましたが傾斜がきついため慎重に滑っているのをまさに尻目に、その横を結構なスピードで滑っていきました。その甲斐あって登りの三分の一ほどの時間で槍平まで降りることができました。1492987588503槍平に置いてあった荷物を背負い再出発。久々の重い荷物にこの先の帰り道が思いやられましたが、この先の下山も想像以上に早く、あっという間に新穂高に到着。無事に下山できました。

本当にお二人には感謝です。ありがとうございました!

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