2017年4月30日@茂倉新道~芝倉沢 山スキー


◎参加者:高山

17043009
0500 土樽駅発
0800 矢場ノ頭
0930茂倉岳
1020一ノ倉岳から滑降開始
1100虹芝寮
1230土合駅

水上は桜が満開。初夏を思わせる陽射しのなか、スキーを担いでホームに降り立ったマヌケ。まだ白銀に輝く谷川の稜線を見上げ、呼ばれるように歩き出す。
土曜日は天気が悪いので天神平で練習。
夕方の電車で土樽に移動。
上越線は茂倉岳直下で中央分水嶺を抜いている。清水トンネル9702m。およそ100年前の大正年間に計画着工されたこのトンネルは、越後と上州を結ぶという問いに対し、最短ラインとして一つの回答であり得るはずだ。これを回帰直線と見立て、二変数が最小となるルートが今回の山旅。
軽量化を優先し寝袋マット火器すべて家に置いてきた。スマホも万一の際の電池容量確保のため使えない。寝るしかないが、寒くて何度も起きた。しかし朝は寝過ごす。
茂倉新道は所々夏道が出ていた。矢場ノ頭までのネズコの尾根をスキーブーツで通過するのに難儀する。昨日、スキー場でカツカレーを食ってから何も食べておらず眩暈がする。避難小屋を目処に来たが、まだ雪の下か見当たらない。
IMG_20170430_100135 茂倉に上がり大展望が開けるが、すぐに目線を下げ芝倉沢の状態を確認。一ノ倉・茂倉・武能の稜線に囲まれた源頭は広いが、急角度で狭い漏斗口へと落ちてゆく。左斜面・武能側からのデブリに埋まるその先は見えない。IMG_20170430_100155

怖い。スキーを買って2ヵ月のド初心者。単独。斜面に転がるブロックと茶色や灰色のデブリ。安全地帯の虹芝寮まで標高差ピタリ1000m、ノントラック。
板をザックから外し、ヤッケのジッパーを全て閉じる。バックルを絞め直し、流れ止めリーシュを結び、板を履きバインディングを強く踏む。もう一度全ての準備を確認する。
IMG_20170430_102406スキーが滑り出す。急斜面にターンを繰返しデブリの先端目指して滑降してゆく。左岸に岩壁が切れ上がる。右寄りに滑るが、クラックに先を塞がれる。板を外し、デブリを左に渡る。目の前の岩壁上部のブロックが僅かに滑って止まる。IMG_20170430_102400
板を履き、すぐに滑り出す。デブリをこけつまろびつ下ってゆく。途中で石を踏んでソールがひどい音を立てるが、構っていられない。IMG_20170430_102412
旧道まで4回板を脱着した。その先は右岸台地を虹芝寮まで。
1239発新前橋行きに間に合いそうだ。

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