2017年5月20日@富士山須走ルート 山スキー


◎参加者:高山

170520095/19
2210東京発

5/20
0010須走口登山道P着
0345起床
0430出発
0945久須志神社
1030山頂鳥居脇より滑走開始
1100滑走終了2600m地点
1150須走口登山道P

 

金曜夜の残業を片付けて須走に着くと日付が変わっていた。
高度順化のため一寝入りして、夜明け前に起床。
ご来光を見ながら出発する。
ブル道をシールで登ろうと思ったが、雪が少ないので、登山道に回る。
1時間ほど登ると雪が出てきて夏道が不明となる。先行トレースもなく、スキーを背負ったまま薮に突っ込む。
この先の標高差とシャクナゲ混じりの薮の状況から、撤退いや遭難かもと焦る。
急いでも頭痛くなるだけなので、深呼吸しながらジグザグにゆっくり登る。
このところ上越ばかりで、そういえば3000m超の山を登ったのは何時のことだったかと思いだそうとするが、面倒になって止める。
2000m超えたのだって片手で数えられそうだ。
8合目を越え傾斜がきつくなり、さらにシンドい。立ち止まると雪が溶ける音が聞こえる。
吉田口から登ってきたスキーヤー4人組が上の鳥居あたりをヘロヘロと登っていくのに、全く追い付けない。須走からのブル道をラバースしてきたボーダーの力強い登りに感心するが、その割に離されない。
いい加減な軽アイゼンで来たし、空気が薄く苦しくて足が上がらないので、とにかく夏道沿いにジグザグチンタラと登る。吉田側に近づくと風が強く、アイスバーンになる。

オカマ

オカマ

4人組スキーヤーはオカマを滑るらしい。急斜面で面白そうだが、今日は娘の誕生日で夕方から買い物に付き合う予定なので渋滞する前に東名を抜けたい。

鳥居をくぐってドロップ

鳥居をくぐってドロップ

IMG_20170520_115330

駐車場から

山口屋の鳥居脇からドロップ。
木曜日に薄く降った雪が緩んで滑りやすいが、広い斜面のどこにも先行シュプールがないので、方向確認のため一旦止まる。高度のためか苦しい、喘ぎながら息を整える。
下を見るとスキーヤーやボーダーがブル道沿いに上がってくるのが良い目印で、間違えようがない。
やはり右に行くほど雪が緩む。広い斜面を大きくターンしてゆくので、右回りと左回りで雪質が違う。
残雪が沢沿いに細くなって2600m地点で途切れる。のんびりだったが標高差1100mを30分掛からず降りてしまった。
溶岩礫から立上る生暖かく濃い空気を感じながら、雪の上で板を外した。
今年はこれで滑り納め。

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