2018年3月3日@日白山スキー


◎参加者:高山

18030312 0842土樽駅着

1005長釣尾根取り付き

1320日白山

1330山頂北肩雪庇切れ目からドロップ

1430長釣尾根取り付き

1500毛渡沢橋

1515土樽駅着

『棺桶がこの山に飛来した伝説が「飛箱」になり、「ひばく」になって、「日白」の字が充てられ定着した』(高桑信一著・「タープの張り方 火の起こし方」) 由来なんかどうだって、日白山は名前の通り真っ白く、どこがピークだか判然としないスキー山だ。

長釣尾根より万太郎方面

長釣尾根より万太郎方面

小松沢右岸を少し辿り、開けたブナ急斜面から長釣尾根に取り付く。昨日の荒天で吹き飛ばされた乾雪が、凍結した北斜面に乗っていて少し手古摺る。 尾根に乗れば思いのほか広く開けて美しく、雪も締まっている。 平標・仙ノ倉・万太郎の国境稜線を横目に、ウサギの足跡ひとつもない尾根に一筋の平行線を伸ばしていく。釣竿のごとくしなった尾根と太陽の日周運動とシール登高スピードが合致し、顔面左が常に直射日光に焼かれ続ける。 右を見れば滑降予定の日白山東斜面が目に入るが、いくら目を凝らしても急斜面と雪庇ばかりだ。 しかし春先の青天にこんな尾根をシール登高できるだけで十分に幸せだ。ダメだったら歩いて降りればよい。

日白山上部を望む

日白山上部を望む

日白山より平標・仙ノ倉

日白山より平標・仙ノ倉

日白山より神楽・苗場

日白山より東谷山・神楽・苗場

尾根が北西に向きを変え、最後の急斜面を登り切り、雪庇を少し崩して稜線に上がる。 稜線に出たとたんにスキーやワカンのトレースが多くてゲンナリするが、ともかく山頂に上がり、眺望を楽しむ。 やたらハイテンションなおジイちゃんがいて、何度もポーズや構図を変え写真の撮り直しを命じられる。 はっきり言って滑降準備の邪魔だが、天気と眺望が良すぎて上機嫌で応じてしまう。 西側の二居に続く緩斜面が快適そうだが、土樽駅に荷物を残置したので、雪庇が出た東斜面を降りるしかない。 山頂北肩の雪庇切れ目から小松沢へドロップ。デブリと割れた悪雪急斜面を転びまくりながら滑り降りる。 ガイドブックで東谷山や地王堂川へ降りるコースが推奨されている理由がよく分かった。 しかしヘタクソだって七転八倒しつつ滑り降りてゆく楽しさはどうだ。 最後は開けた沢が割れて水が出ているのを右左に渡りながら、植林の中の滑らない雪に苦労して小松沢橋の林道に辿りつく。 登る際に右岸側からだったが、下りは左岸がスムーズだったかもしれない。 帰りの林道は朝にはなかったスキートレースが滑って、1524発の水上行に間に合った。 青春18切符の期間で往復交通費2,370円、帰りはグリーン車を奢った。

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