2018年8月26日@セドノ沢左俣 沢登り


◎参加者:上林(L、記録)、高橋さん、花村さん
◎天候:晴れ

08:50 大倉出発
11:10 入渓
15:30 稜線
17:00 戸沢
18:15 大倉

小田急線 渋沢駅に集合して8:20分のバスで大倉に行きのバスに乗る。尾根歩きコースの河原さん、森さんも同じバスに乗車。河原さん、森さんとは新大日茶屋のあたりで合流する予定だ。
大倉で支度をしてすぐに出発。つり橋を渡って林道に入るが ここでいきなり痛恨のミス。戸沢に行くには橋を渡って一段下に下りた林道を歩かないといけないのだが橋を渡って一段上の道に入ってしまった。最近 丹沢ハイキングの時のお気に入りの三ノ塔尾根方面の道がこちらなので、何も考えずに慣れた道に入ってしまった。三ノ塔尾根への分岐を過ぎてしばらくすると突然道路が右側からの土砂で埋まり 急な斜面をトラバースするようにして歩くがトレースは一応ある。さらに進んだが どう考えてもおかしいと現在位置を確認して、ここでようやく出だしの林道を間違えた事に気がついた。我ながら「もっと早く気がつけよ!」 つり橋まで戻ると時間的に大きなロスになるので、斜面を下るトレースを見つけて標高100mほど下って 本来の戸沢までの林道に出た。大した下りではないが ここは山ビルのテリトリー。林道で靴とソックスを脱ぐと、ヒル対策する前だったので既に数匹のヒルがついており、8箇所も食われしまった。おなじくヒル対策前の高橋さんは幸い食われていないようだ。花村さんヒル対策済みで被害無し。
戸沢までの長い林道を歩き、沢を2つ横切って登山道に入り、堰堤を越えてようやく入渓地点。10時には入渓できると思っていたが11時を過ぎてしまった。しばらく水無川本谷を遡行し、看板のあるF1は滝の落ち口の水量が多く嫌な感じだったので右岸を巻く。水無川水系の沢は何度も来ているが、こんなに水量があるのは初めてだ。

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しばらくするとセドノ沢との分岐。セドノ沢に入っても水量は多く、無数の小滝を越えて 小さな釜にも積極的に入って ずぶ濡れになりながら遡行する。水温はそれ程低くないので、ずぶ濡れになるのが実に気持ち良い! やはり夏はシャワークライミングだ~。

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1つ目のハイライトの10mの左俣大滝は高橋さんリードで残置ハーケンで支点を取って ロープを使って登る。大滝を登る前の時点で河原さんから新大日到着の連絡がLINEに入っていたが、先に下山してもらうよう連絡を入れる。今は通行禁止の書策新道らしき踏み後を横切り、2個目の10mの滝は残置の支点はなかったがホールド・スタンス豊富で問題なく登る。途中 地図では確認できなかった分岐が幾つかあって悩むがコンパスで方向を確認して進んだ(結果的に 全て当たりで稜線まで想定したルートで登れた)水が涸れてからは少し急なルンゼ状の涸沢が続き、途中岩が脆い所が数箇所あった。スラブがガレで埋まってきたあたりで左側の尾根に乗り、潅木をつかみながらしばらく登ると どんぴしゃで木ノ又大日小屋と新大日の間のコルに出た。標高は大して高くないが 意外と涼しいのが嬉しい。靴を履き替え、行者ヶ岳の少し手前から政治朗尾根の登山道を下って戸沢に出て ここからまた大倉まで延々と林道歩き。少々うんざりだが仕方がない。18時15分に大倉に到着して 着替えたり沢靴を洗ったりしてから18時38分のバスで渋沢駅に出て帰宅した。

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水量が多く、シャワークライミングをたっぷり楽しめて とても楽しい沢登り山行でした。
出だしの道間違えさえなければヒルにも食われず満点だったのだが、、、反省しきり。

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