2018年9月17日@大菩薩・泉水谷小室川谷


0530東京発18091712
0730三条新橋着
0740三条新橋P出発
1130蛇抜沢出合
1330稜線登山道(妙見ノ頭西)
1630三条新橋P

◎参加者:高山、本多

敬老の日三連休だが、天気も悪く、休日出勤もあり、土日ともダラダラ酒飲んでいたら、寝坊して、丹波山の三条新橋には1時間遅刻。本多さんに平謝りしつつ、釣り人の車で埋まる駐車場空きスペースに車を突っ込む。
先に歩きだした本多さんを追いかけて、泉水谷林道を小走りで駆け上がる。
小室川谷へは対岸の道から下降して本流を渡って出合から入渓する。林道が奥まで伸びている奥秩父や多摩に多いパターンだが、遡行の前奏として悪くない。
前半は渓の傾斜も緩く、ときおり現れる滝や淵は右でも左でも適当に通過可能。秋雨前線の影響で今週は毎日雨だったはずだが、水量は少なめ。チャート岩盤に花崗岩の石が転がる淵色が綺麗だ。
松尾沢~中ノ沢の間が最も面白い部分で、滝が小さく、墜落してもドボンだけなので、すべて水流際を直登してゆける。

石門

石門

1か所泳ぐ淵があり、本多さんからロープ要求があったが、飛び込めば流れを越えられるはずなので、自力で頑張ってもらう。

小室ノ淵をヘツる

小室ノ淵をヘツる

小室ノ淵は左壁の残置を利用してヘツる。それまでの滝より高さがあり、傾斜も強いので少し怖い。

小室ノ淵

小室ノ淵

高巻きを避けて、遅刻した分の時間を巻いたが、本多さんが膝を痛めたようなので、中ノ沢からはキノコを探しながら、のんびり休憩しつつ進む。
この調子ならすべての滝を直登できるかと思ったが、10m滝は一瞥して左から巻いた。下降してすぐに40m4段ナメ滝が目に入る。少し驚くほど姿形の良い滝で、できれば新緑や紅葉の時期に見てみたい。フェルト沢靴ならどこでも登れるが、ゴム靴の本多さんは苦労していた。

4段40m滝

4段40m滝

キノコを探しながら遡っていくと、二段20m滝。気分はもう直登モードではないのだが、気温も上がってきたので、詰めの前に濡れておこう。2段とも水流右脇を登れる。
蛇抜沢出合は乾いていて良いテン場だ。
今回は南アルプスに行くつもりだったのを、雨のため代替物件として選んだのだが、本当は泊りで大勢で来たほうが良さそうな沢だ。

ヌメリスギタケモドキ

ヌメリスギタケモドキ

柳の枯れ木に群生したヌメリスギタケモドキを収穫して、丸川峠経由で三条新橋に戻った。下山は長いが水道局の道なので、ずいぶんと楽をした。
家に帰ると嫁さんがピザを焼いていたので、キノコピザにしてもらった。ヌメリスギタケモドキは大きさ太さをそのまま活かした料理の方が向いているようで、ピザは失敗。

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