2018年11月23日@谷急沢右俣~烏帽子沢左俣~裏妙義縦走


◎参加者:高山(L・記録)、会外1名18112312
0505 JR飯田橋駅東口
0645 裏妙義国民宿舎P
0725 出発
0800 谷急沢入渓
0900 稜線登山道
1000 籠沢登山口
1045 烏帽子沢入渓
1300 稜線登山道
1345 丁須ノ頭
1510 国民宿舎P
会社同僚の元ボクサーを飯田橋駅高架下で拾う。
北西空に沈んでゆく満月に向かい関越道を快調に飛ばす。
夜明けとともに浅間や日光白根が白く現れる。スタッドレスへの履き替えが遅れて雪山に行けなかったのが悔やまれる。足下ヒーターを入れる。
国民宿舎の駐車場は3割程度埋まっている。
谷底で寒い。これで沢登りか・・・グズグズと車中で靴を履き、朝食したりするうちに、烏帽子や赤岩に陽があたり始める。
1542980073224中木川右岸林道を深沢橋まで辿る間に少し体が温まり、右俣に入り8m滝を越えた先の陽溜りでフリースを脱ぐ。
東京は昨日も小雨が落ちたが、内陸群馬は乾天続きらしく、水量少なくまったく濡れずに遡行してきた。
紅葉が過ぎ明るく枯れた沢に次々に現れる小滝を難しいところ選びながら楽しく越えてゆく。
最後の滝を過ぎ、植林の中に平坦になった沢を捨てて、右の尾根に上がる。
稜線に道がないので藪尾根を北に下降し、炭焼窯跡から踏み跡を上がって登山道に合流した。
地形図の登山道の表示がズれているようだ。谷急沢右俣に登攀や藪漕ぎの手ごたえはなかったが、思いがけず藪尾根を楽しめたことに気をよくする。
下りの巡視道はモミジと表妙義の岩峰の眺望が素晴らしく、何度も足を止める。
谷急沢が快適だったので、早くも帰りの温泉や釜飯の話をしながら籠沢まで戻り、そのまま丁須ノ頭への登山道を上がり始める。

木戸壁

木戸壁

木戸壁に4組ほどクライマーがいたので取付やボルトの位置を確認しに寄道。右カンテは5ピッチ。各ピッチにテラスあり、ホールド豊富、ペツルべた打ち、陽当り良好、初心者向きマルチ物件。
登山道と分かれ、烏帽子沢に入るとすぐにCSスラブ滝。2回トライするが、あと一歩が怖くて断念。右のルンゼから尾根越して沢に戻る。右俣との分岐が広く陽当りもよく小休止。
今日何個目かの炭焼窯跡を見送ると、連瀑帯が始まる。ゴム靴のフリクションは効くが、岩が脆い。
落葉を払いながら、ナメたルンゼの二俣が次々に現れるが、水流がないのでどちらが本流か見当もつかない。
920m付近、右が開けた段差のある滝、左がうねったナメルンゼの二俣を左に入る。

烏帽子沢入口CS8m滝

烏帽子沢入口CS8m滝

枯葉も留まらない傾斜の細溝ルンゼを突っ張りで乗り切るが、その先にボロい4mCS滝。
退却しようにも立木なくハーケンも持参していない。
チムニー登りで挑むが、目の前の左壁は脆すぎて絶望的。背中側の右壁の岩質が硬いとみてハング下で体を入れ替えてチョックストーン上に手を伸ばすが届かない。諦めて右壁にホールドを拾うが、激しく緊張する垂直の登攀を強いられる。チョックストーンが縦長なのか落口の手掛かりが見えない。
岩上の立木に右手が掛かり、相棒の安堵の声を聞く。会心・爽快には程遠く、弛緩すらなく後悔に近いが苦くもない瞬間が掠める。
この上も急傾斜に落葉が乗ったナメルンゼが延々と続き精神衛生に悪い。左の枝尾根に逃れて風穴尾根頭あたりに出る。
時間も早いので、烏帽子岩・赤岩・丁須ノ頭と縦走して国民宿舎に下った。

丁須ノ頭

丁須ノ頭

帰りは横川駅のおぎのやに寄って峠の釜飯を食った。
妙義は東京からだと距離があるが、木戸壁クライミング・稜線縦走・沢遡行を組み合わせれば一日目一杯に遊べるので、中途半端な季節におススメです。

丁須ノ頭に登る

丁須ノ頭に登る

丁須ノ頭から赤城を見る

丁須ノ頭から赤城を見る

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