2019年6月16日@川苔谷逆川


◎参加者:高山(L・記録)、体験山行1名、会外1名19061609
0449 JR平井駅発
0713 奥多摩駅
0735 川乗橋バス停
0750 出発
0840 入渓
1400 川苔山
1620 本仁田山
1800 奥多摩駅
前日からの雨は止み、三鷹で朝帰りの若者達が降りると視界が開け、空が少し明るい。
青天の奥多摩駅から川乗行きの臨時バスに乗るが、乗客は少ない。
逆川の谷筋は明瞭だが、濁音を轟かせる本谷の水量にひるみ右岸林道を逡巡する。
結局、逆川出合の少し下流に降りる。
出合の滝は右から壁を登って越えられそうだが、体験山行で今回が初沢登りのM子さんの様子が分からない。、
安全策をとって本流の淵に飛び込んで水流際を登る。

釜のある滝

釜のある滝


F1は濡れない左壁を登る。水が多くてラインが限定されるうえに取り付くまでホールドが見えず苦労する。
それでも河原状区間は水流が落ち着いて見えるので、先行していると、後ろから笛の音がする。
戻ってみると、M子さんがスラブ滝で滑り落ちて、怪我はないものの上がってこれないようだ。
滝の途中で左に移るラインを教えて上がってもらう。

大タワ林道手前10m滝

大タワ林道手前10m滝

林道手前の10m滝は全面を水流が覆っている。残置がある右をシャワーを浴び続けながら登る。
ガバだらけだが、水流でホールドが見えず、触るまで分からないので緊張する。
M子さんを休ませてあげたいが、適当な陽だまりがないまま、大ダワ沢出合を越え二俣まで行く。

突っ張りで登る滝

突っ張りで登る滝


左俣の大滝が見えて俄然、登高意欲が盛り上がる。M子さんの「また滝かよ!・・」という表情を無視して、右から取り付く。またしても強傾斜のズブ濡れだが、ここまでの岩質からガバだらけと見切っているので不安はない。
滝上から右岸尾根に上がる。登山道まで一投足のはずだったが、久々の詰めに思いのほか時間を要した。
川苔山でM子さんに「このまま川乗橋を下れば2時間で戻れますが、計画通り奥多摩駅まで行くと3時間以上かかりますが、どうします?」と尋ねると、どっちでもという返事なので駅まで歩いた。梅雨時にしては乾いた風が気持ちよかった。
時間が遅かったので、もえぎの湯もいつになく空いており、充実した日曜日を締めくくった。

左俣大滝25m

左俣大滝25m

川苔山

川苔山

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