2019年7月20日(土)~21日(日)@北アルプス蓮華岳


参加者:上林

8月20日(土)

14:35 扇沢出発
15:38 大沢小屋

台風が接近する絶望的な予報の中、我ながらバカだなと思いつつ 一人でテントを担いで北アルプスに行く事にする。
初日は行程が短いので出発を遅らせて 新宿 10:04発の特急あずさで信濃大町へ。すぐに扇沢行きのバスに乗り継いで終点まで。
扇沢に到着したとたんに雨が降り出し、下だけ雨具をつけて傘をさして出発。傘のおかげで頭上が見えず3回ほど低い木に頭をぶつけた。
1時間で大沢小屋に到着したが この頃には雨脚も少し強くなり、空いていれば小屋泊でもいいやと思っていたが、無情にも小屋の入り口に「本日満室」の看板。予定通りテントを張る。テン場はとても狭く 2~3張 との事だったが、真ん中に既に大きな水たまりができており、何とか水たまりを避けてテントを張った。水たまりを避けると1張分のスペースしかなく 他に物好きがいなかったのでラッキーだった。
しだいに強くなる雨音を聞きながら、ソーセージとパスタで夕食。冷えたビールを3本も担いできたのでなかなか幸せだ。
21時頃 強い雨音を聞きながら就寝。

8月21日(日)

05:40 テント場出発
08:10 針ノ木峠
09:15 蓮華岳
12:00 テント場
13:20 扇沢

夜中に目を覚ました時に雨音は聞こえず、4時20分にアラームで起きた時には雨はあがっていた。
曇り空の中 朝食を食べて出発。しばらく登山道を歩くと針の木雪渓に出たので ここで軽アイゼンを付けた。雪面は大きなスプーンカット状態で窪んだ所に足を置けば アイゼン無しでも問題なさそうだった。途中うっすら日が射した時もあったが上部はねっとりとしたガスの中。

IMG_2063雪渓を1時間ほど快適に登るとマヤクボ沢との分岐で 針の木峠方面の登山道に入る。もっと雪渓を歩きたかったが残念。登る人は少ないが針ノ木峠からぞろぞろ降りてくる。アイゼンを外して登山道を歩き出したとたんに雨が降り出しあわてて上下 雨具を付ける。以後ずっと雨は降ったり止んだり。
針ノ木峠はホワイトアウト状態で蓮華岳方面に登り出す。途中ガスの中 少し離れた所で雷鳥の親子に遭遇!。3羽のヒナ君たちは まだまだ小さいが羽の色はだいぶ親の色に近くなっている。いやーかわいいのなんの。見えなくなるまで眺めて「元気に育つんだよ」と声をかけてお別れ。

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蓮華岳の頂上手前は まさに「こまくさロード」こんなに沢山のこまくさが咲いているのは見た事が無い。下の方では枯れていたチングマも咲いていて展望はゼロだが高山植物は結構楽しめた。
山頂に到着したが、半そでアンダーの上に雨具を着ているだけなので 以外に寒く、展望も無いので とっとと退散。一瞬薄日が射したりしたが、すぐにガスって小雨が降り出したり不安定な天気。針ノ木岳はパスして そのまま下山。雪渓に出た所で再び軽アイゼンを付けて、走るように下り 予定より1時間早くテン場に到着。30分以内に撤収して出発すれば大町温泉郷で風呂に入れるので急いでテントをたたんでパッキングして出発。あらゆる物がぐっしょり濡れて 行きより重たくなった感じ。扇沢で予定より1時間早いバスに乗れたので大町温泉郷で降りIMG_2108て「薬師の湯」で汗を流す。
露天風呂ののき下に ツバメの巣があり親鳥がせっせと餌を運んでいる。片方の巣には6羽のヒナがいて これもかわいいのなんの。もう片方の巣には かなり大きくなったヒナが2羽しかいなかったが、なんと地面に巣から降りた別の2羽のヒナが 心細そうにくっついて親から餌をもらっていた。カメラがないのが残念。ここも「元気に育つんだよ」と声をかけてお別れ。再びバスに乗って信濃大町に出て、松本から 空席だらけの あずさに乗って帰宅した。
絶望的な天気予報だったが行動中は大雨に振られず、高山植物や鳥たちに癒されて 中々楽しい山旅だった。

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