◎参加者:荒木、河原、長濱(記)
▼8/1(土)
0500 都内発
0840 ならまたダムゲート前駐車スペース
1100 ヘイズル沢出合
1130 狩小屋沢出合より入渓
1330 日崎沢出合
1400 やや戻って幕営
▼8/2(日)
0645 発~同ルート下降
0800 矢種沢出合⇒踏み跡へ上がる
1100 駐車スペース
まずはならまたダムの先にあるオートキャンプ場手前に駐車。
結構な数の車が停まっていました。
ここに車を停めるのは沢ヤか釣りヤがほとんどだと思いますが、
いい加減みんな長雨に飽き飽きしていたものと思われますw。
ここからまずはダム湖の周囲をグルーっと迂回する林道を2時間。
気持ちのいい道ではありますがなんせ長い。。。
途中自転車やポケバイで移動する人とすれ違って、「うらやましい~‥」と
眺めていましたw 気を紛らわすおしゃべりをしつつ、ヘイズル沢出合に到着。
ここから入渓するケースもあるようですが、
初っ端のゴルジュで胸までつかると聞いて、早々巻きを選択。
そのまま林道(と言っていいのかわからない踏み跡ですが)を歩く。
狩小屋沢出合の先あたりで、狩小屋沢を通るためのフィックスがかなりしっかり
設置されています(感謝!)。そのあとすぐ本流に入渓。
難しい滝もないと聞いていたので、
きれいなナメ歩きを満喫しようと思ったんですが・・・・・みず、多っ!!
轟音で流れる水は、とても「癒し」という雰囲気ではなかったです(苦笑)。
流れのはやい場所では普通に遡上するのも神経を使うので、遅々として進まない。。
今回は同ルート下降なので、まあ幕営できればどこで辞めてもいいんですが、
1時間経っても「えー。これしか進んでないのか」ってくらい進まないw
出だしの巻き道はかなり悪く、これを帰りは下降か・・・
と思うとちょっと気持ちが萎えてきます。
下降してきた釣りヤのお兄さんとすれ違ったので上部の情報を聞いたのですが、
このルートに何度も来ているそのお兄さんでも「今まで見た中で一番水量が
あると思いますよー」、だそうです。‥‥そ、そうすか。。(;’∀’)
とりあえず、深沢出合の先の幕営適地に着くも、やや増水が心配な
高さだったので、もう少し先へ行ってみたのですが、この先も適地がなく、
日崎沢出合手前で引き返してきました。
このあとは宴会前の下ごしらえタイム。
長雨で木が湿っているので焚火はかなり難儀。
河原さんの努力によりようやく火が熾されます。
竿がある荒木さんと私はさっそく糸をたらします。
私は下部のナメ下のお釜を狙ったのですがピクリともせず。
一方荒木さんも、上部のお釜ではヒットがなかったものの、
その下の深瀬でアタリ多数! 私も、そこに移動した瞬間にヒット!
1時間半程度で釣り上げたイワナは4匹(荒木さんはもっと釣れましたが
小ぶりのものはリリース)。
日が落ちて気温も下がってきたので、あとは宴会です。
ようやく大きくなった焚火の火を前に、イワナの塩焼きをアテに
静かで穏やかな夜はふけていきます。時折雲間から顔を出す月は
ほぼ満月で、月明かりが本当に素敵な夜でした。。。
翌朝はすっきりとした青空! ニュースは見られないですが、
多分梅雨明けしたんだろうなーという空です。
でも、そんなスッキリした空と反対に、私の顔はボコボコ。。。
虫に刺されまくりです。夜中蚊取り線香をつけたのですが
時すでに遅し。。もともと腫れやすい体質なので、まぶたはすっかり赤くなって
目が開きません。うーん。困った。。。
まあでも、そんな事を言っても帰らねばならないので、
朝食と撤収を済ませて、0645頃幕営地を後にします。
上まで行くことにこだわるのであれば続きを遡上ですが、
私たちはすっかり沢を堪能したので帰途に着きますww
帰りは矢種沢の出合まで進んだあと、矢種沢を少しだけあがったあとの
左側の踏み跡からあがりました。これで行きにビビってた滝は回避ですw
この沢はかなり釣り師の方が入ると思われ、踏み跡やフィックスが比較的
しっかりしているので、水量さえ多くなければ快適に進めるんではないでしょうか?
(それでも本流なので、水量は常にそれなりにはあると思いますが)。
沢からあがったあとは、かなりしっかりした道もあり、
また2.5時間ほどかけて出発点のゲートまでてくてく歩いていきました。
ならまたダムは人造湖ですが、青空と夏の雲とのコントラストは本当に
きれいでした(長いけどw)。
昼前には車に着いてひとっぷろ、
そのあとは、美味しいもの大臣の河原さんが探した店で
カレーを食べて帰りました(この店が、期せずして大盛りを売りにした店で、
本当に苦しかったー。美味しかったけど。話のネタになる店です)
全体を通して、初日はやや雨が降ったもののおおむね天気も良好で、
イワナも良型だったし、充実した山行でした。
個人的には、水量が多い時にどんな事を気を使うべきかがまだまだ
足りてないなと感じたので、そこはもっと学びたいところ。
楢俣川は支沢にもまだまだ魅力的なところがたくさんあるので、
またぜひ行きたいところです(林道長いけどw)。