【会山行】2021年12月11-12日@乗鞍岳(敗退)


参加者:荒木さん(L)、長濱さん、佐々木さん、沢田さん、高橋(記録)+お試し参加Mさん

 ◎天気:11日 晴れ 12日 曇り時々晴れ 下山後小雨

 

■初日
1050 休暇村駐車場 P7
1220 リフト最上部
1420 ツアーコース終点 幕営地整地
1640 幕営
■2日目
0600 出発
0712  肩の小屋口BS
0750 肩の小屋直下(2750m地点)で撤退
0800 肩の小屋口BS
0900 幕営地 撤収
1000 リフト最上部
1040 休暇村駐車場 P7

 

 乗鞍岳に行ってきました。
当初の計画は、リフトに乗って最上部まで
30分くらいでついてしまうという計画だったのですが、
リフトが最下部しか動かないということが分かった為、
その分は歩くことに。
それでも乗鞍岳は夏の3000mでは
最も登りやすい山ですから
比較的気楽に構えていましたが…。
初日はスキー場をひたすらツボ足で上がります。
圧雪されているので特に問題なく、
この日は良く晴れていてスキーヤーも多かったです。
雪に埋まるエコーラインの下あたりに
風を避けられる場所を見つけて整地し、テントを張りました。
雪山のテント内で宴会をするのも久しぶり。
普段よりちょっと高めのお酒を担ぎましたが
あっという間になくなりました。
和風カレー鍋もおいしかったです。
翌朝、上空で鳴る風の音は強いですが、
一応サミットプッシュ。
最初からガスで視界も悪いですが
先行者のトレースがあったので比較的スムーズに進みます。
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肩の小屋口BSの下あたりで
日の出を迎えガスが切れて晴れ間が顔を覗かせました。
幻想的な風景で雪山の醍醐味を感じ、
山頂部にかかっていたガスも取れますが、
雪煙が待っているところを見ると風は相変わらず強そう。
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小休憩の後、前進しますが
肩の小屋下の吹き溜まりで
雪が深く膝まで埋まるようになり、スピードが落ちます。
ラッセル交代しながら登りますが、
視界が10m程度しかなくなって、風速は体感15mぐらい。
体が風で押される強さになり、
完全防寒していた指先が痛くなりはじめたあたりで、
自分の中では、今のペースと、残りの距離を
そろばんで弾き始めるようになりました。
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リーダーへ引き返す提案をしようかと思案していたところ、
ほぼ同じタイミングで荒木さんも振り返り、
引き返す決断が下されたのでした。
ずっしりと重い荷物を担いで下山した後の
温泉は気持ちよかったです。
シーズン初めの雪山でしたが
久々に良いからだ苛めが出来ました。
 またいつかリベンジしたいですね。
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