2023年5月3~5日@宝塚市・新岩


◎参加者:長濱(記) 他会外6名
◎天気 :晴れ


▼5/3-4
新岩
▼5/5
東高座岩

かなり昔には登られていたそうですが、数十年に渡り人の気配がなかった
関西の岩場がリボルトされ、昨年秋に発表されたので行ってきました。 今回はなんと岩場の開拓者Hさんの全面アテンドで、Hさんのご自宅を拠点に毎日登りにいくという贅沢! Hさんとはホームジムでの出会いが縁です。
今回のツアーもこのジムの常連仲間と行ったので気ごころ知れたメンバー。 初日は車組・新幹線組と分かれて宝塚に向かい現地集合。
お昼前には岩場に入ります。 駐車スペースも比較的しっかりあって10台近く停まれます。
アプローチ道も明瞭についていて、歩く時間も20分程度。
一度沢に降りて再び上がるという行程なので多少アップダウンはありますが、
クライマーなら何の問題もないかとw
初日と2日目は今回完全にリボルト・リルートした新岩。
3日目は、同じくHさんが10年ほど前に開拓した東高座岩でした。 どちらのエリアも10~11台が中心の手ごろな岩場ですが、
逆層気味なぶん、新岩のほうがやや難易度は高め。
流紋岩という花崗岩に似た岩質なのでフリクションは効きます。 比較的スケールが大きく、1/3くらいは50mロープでは足りません。
簡単なマルチのルートも数本ですがあり、練習には最適です。
岩場はしっかりとボルトが打ち換えられていますが、途中途中に
錆びたハーケンが散見され、時代を感じます。。
今回もHさんは、岩場に行っても、登山道の整備やベンチの修繕、
つるはしでがれきを掘り返す・・・といった土木作業の時間が圧倒的に多かったw
私なぞは、できているルートを登って甘いだ辛いだと勝手な感想を言うだけですが
、開拓者の方って、多分作業の95%はルート“以外の”作業なんですよね。。
本当に頭が下がります。
感謝の気持ちしかありません。 クライマーに「入り浸られ慣れている(笑)」ことがはっきりわかるHさんのご自宅は、
居心地のよさも抜群。 毎日日が暮れるまで登って、飲んで、寝て・・・・と、健康生活?な3日間でした。
距離的になかなか行く機会を作るのも難しいですが、
西日本の山は登ったことがない山もたくさんあるので、 次は登山とセットでツアーにしたりしたいです。

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