【会山行】2016年6月12日@下棚沢(下棚高巻きP)


■下棚沢班

参加者:
下棚登攀P:高山(L)、有枝
下棚高巻きP:赤岡(L)、三田、長濱(記録)

今月の会山行は4つのパーティに分かれて、西丹沢・畦が丸へ詰める3本の沢をそれぞれ遡行する集中山行でした。この記録は下棚沢の2パーティ分になります。

06:00 各車都内発
07:55 西丹沢自然教室
09:02 下棚沢大滝下
13:07 畦ヶ丸山頂
15:18 西丹沢自然教室

堰堤の並ぶ登山道を20分ほど歩くと、西沢と東沢の出合いに到着。
ここから入渓します。

しばらく歩くとさっそく本日の核心部、F1が登場です。
丹沢には珍しい、40m一直線のスケールの大きい滝。迫力ある~!
DSCF1140
いくら残置がそこそこあるとは言え、こんなぬめぬめの垂壁を
しかも朝イチで登るなんて・・・高山さん。ネジゆるんでますねww

と、そんな私の心の声はおかまいなしに、登攀ありPの高山さんが
さっそく取り付き、どんどん高度を上げていきます。
ん~・・・なんかもう、見てるだけでお腹いっぱいw
DSCF1143

そして我々「高巻き班」は、そんなネジゆるんだ人を後に、
F1のやや手前の左岸にある巻き道をたどります。
その後私たち高巻き班は、F4手前の部分で一旦地上におり、何本かの滝を登った後、
再び高巻き~懸垂を経て、核心部の7本の滝が連続したエリアを通過。

F1の先の滝も決して簡単というわけではなく、
かなり脆いホールドや、水流に突っ込まないと足場がないなど、なかなか奮闘的な行程。
DSCF1147

今回高巻き班のすべての滝をリードした赤岡リーダーも、
十分ネジゆるんでるな・・・と、思った次第です。

その後、3/2くらいを過ぎた辺りで高山Pが追いついて来たため、ここからは5人で登っていきます。
高山Pは、既に序盤の登攀で満足しているらしく(もうロープ仕舞ってたw)、
その後の登攀は赤岡リーダーに託されました(赤岡さん、ありがとう!)。

1150m辺りの最後の詰めまで来たところで、遡行図通りなら、
左の沢を隣の小ピークとの間の鞍部に抜ければ楽できるものを、
「そっちからだとすぐ抜けちゃうよ」と、高山さんに言われた途端に、
「右側に行きましょう」と、言い出す赤岡L。

山ではリーダーの言う事は絶対なんです。。。
絶対なんですけど。。。(涙

そんなわけで、詰め独特の枯葉の積もった急坂をイヤイヤ黙々と登り、
15~20分ほどで畦が丸山頂すぐ横の登山道へ。

ちょうど下山を開始したところだったモロクボ沢班とも出会いました。

数分歩いて山頂で記念撮影した後、今度はほぼ同じタイミングで
やってきた大滝沢班とも合流し、全パーティが無事遡行を完了したことを喜ぶ。
DSCF1150

下山時はちょっと寄り道して本棚のF1も観察しつつ、
(あれも登攀記録あるんですよね・・・。その人達も、ネジ3本くらい足りてないですね)15時前には西丹沢自然教室へ。

まだ寒いだろうなーと覚悟していたのですが、思ったより暖かくてよかったです。

 

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