2016年7月16日@奥秩父小常木谷


◎参加者:高山(L.記録)、有枝、会外1名

500京成曳舟駅 630青梅線古里駅前セブンイレブン(大介ピックアップ) 720余慶橋 740入渓 745火打石谷出合 1400岩岳尾根登山道 1600火打石谷出合 1630余慶橋

16071612海の日三連休だか、梅雨前線停滞。かろうじて曇り予報の土曜日に計画。
朝イチ集合だったが、6時前で早くも中央道が渋滞中。八王子で降りて青梅街道を西へ。
入渓点の青梅街道余慶橋手前は広い路肩に5~6台は駐車可能。昨夜まで雨続きなので、多摩川本流の徒渉を心配したが、全く問題なし。
小常木谷は深く狭く小さいゴルジュとなって対岸に出合っている。
寄木細工のような縞模様を重ねるチャートのナメを愛でながら川原歩きしばらく。時折、雨がパラつくが空は明るい。
左に花ノ木沢を見送ると沢が右曲した奥に滝がのぞく。それまでの平坦な渓相からすると唐突だ。

兆子ノ滝

兆子ノ滝

兆子ノ滝から始まる置草履ノ悪場で、意味不明な地名に期待が高まる。
各滝はチャート岩質でしっかりしているが、ホールドの向きが微妙なので、しっかり安定した体勢を作って登る。

不動ノ滝上から

不動ノ滝上から

不動ノ滝で高巻ラインを間違え少し時間が掛かるが、大滝、ネジレの滝と順調に超える。

大滝

大滝

大滝上段

大滝上段

ネジレ下段をフォローする有枝女史

ネジレ下段をフォローする有枝女史

最後の12mは有枝女史リードで左の尾根を巻くが、灌木掴んだところで降られ落ち。さらにロープを畳んだ直後の樋状ナメ滝でも元ボクサーが足を滑らせ、スラブを転がり落ち。
どちらも落ちても問題ないところだったが、悪場の最後で、少し疲れと冷えが出たかもしれず反省。
本流はその後特に滝もないが最後の二俣で左に入るとまた登れる滝が連続し楽しい。水流の細い手前の枝沢に入らなくて良かった。
水枯れしガレて急傾斜になると、いつも通り元ボクサーが落石連発。岩質のためか落石の後が火薬臭い。トップを交替させ、四つん這いになってゆっくり詰める。最後はカヤトをポキポキ折りかき分け稜線へ。
泥だらけになったお互いの姿を見て、充実を感じ笑いあう。
下りは岩岳尾根から。一帯が東京都水道局の山林らしく、作業道の整備が行き届いている。
火打石谷出合で沢靴洗って10分尾根道登って余慶橋に戻った。
帰りはのめこいの湯に寄ったが、この湯は奥多摩あたりでは抜群。
今回は車で日帰りの忙しい溯行になってしまいましたが、小常木谷と火打石谷は、丹波山のバス停から徒歩30分ほどで入渓できます。最後は前飛龍に詰め上げますので、今度は紅葉の秋にのんびり泊まりも良いかなと思いました。

コメントは停止中です。