【個人山行】2016年10月22日@湯川でクラッククライミング


◎参加者:有枝(L)、荒木(記録)、河原

◎天気:曇り時々晴れ

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デゲンナー

佐久の湯川といえば、1980年代に開拓されたクラックのクラシックルートが有名な岩場、一度行ってみたいと思っていた。
最近海外通販でカムを安く購入できたので早速クラックで使ってみたくて、湯川経験者の有枝さんに頼んで案内してもらいました。
千葉からだと車で約250km、3時間以上かかるので日帰りのクライミングとしては遠いのですが、駐車場からのアプローチは10分もかからず近く、この日は杉野さんのクライミング講習会5名と、もう1パーティいただけだったので、空いていてそんなに順番待ちすることもなくじっくりと登ることができました。
天気は曇りがちでしたが暑くもなく紅葉もきれいで岩も乾いていて、秋のクラッククライミングを満喫してきました。
自分はといえば、昔とった杵柄で、5.9までのクラックまではなんとかオンサイトでリードできたものの、5.10のフィンガークラックはトップロープでも歯がたたず、最後は指から流血しながらテンションかけまくりヨレヨレになってしまいました。
その他、バンパイアをはじめとして綺麗な5.10台の三大クラックも見るだけで終わったので、次回行くときには挑戦できるよう精進しなくては。
ボルトルートではなく、ナチュラルプロテクションをきちんと決めないと登れないクラックルートは、技術的な面とメンタル的なところも重要なので面白いなあと。
なお、この岩場は回り込んでトップロープを張ることはできないので、クラックをリードできる人と一緒でないと登れません。

登ったルート
・デゲンナー 5.8  ここの岩場では一番やさしいルートだけど、グレードの割りにはジャミングをきちんと決めないと登ることができないので、クラック初めての河原さんはクラックの洗礼を受けました。

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台湾坊主

・台湾坊主 5.9 きれいなコーナークラックで、足はステミングで登れるのでフェース的なムーブもあり、デゲンナーよりも登りやすかったかも。
・北風小僧 5.9 登り出しのコーナーが意外と難しい。背後の木は使っちゃダメ。あとは後半で脚が疲れてしまって1テンションしてしまった。
・コークスクリュー 5.9 アプローチから岩場に着いて現れる目の前のギザギザがかっこいいクラック。ハンドからフィストのサイズで意外とジャムが決めづらく、微妙にかぶっているのもあって見た目より難しい。

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フォーサイト

・フォーサイト 5.10a/b トップロープならレイバックでも登れるが、フィンガージャムをきちんと決めないとNPセットできないのでリードできない。有枝さんは力でねじ伏せ、流石でした!

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バンパイアと白髪鬼

 

コーナークラックのバンパイアは、上のほうにスズメバチの巣があって登れませんでした。

その右の細いクラックは5.13dの白髪鬼

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