2016年5月22日@小草平沢~勘七ノ沢~モミソ沢


◎参加者:高山

730大倉 820二俣 830小草平沢入渓 910堀山の家 935勘七ノ沢入渓 1055三俣 1120花立山荘 1215モミソ沢入渓 1300堀山の家 1415塔ノ岳 1700大倉

今年は雪がないので3月から岩登りしていたら 沢初めが遅れた。大倉はすっかり初夏の陽気だ。
次第に大きくなる瀬音を聞きながら西山林道を辿る。
最も簡単な小草平沢から登ることにしたが 入渓点の登山道から見えるF 1がやけにデカい。
しかし大きめの滝は下部に連続するだけで 直ぐに植林の仕事道に上がって終了。
堀山の家から登山道で小草平沢の出合に直ぐ戻れる。何だかスゴロクで振り出しに戻された気がして釈然としない。しかし勘七ノ沢に入渓すると水量豊富で俄然沢気分が盛り上る。やはり沢は水量がないと駄目だ。勘七も滝は下部に集中しており、その後の堰堤も出来るだけ直登して楽しむ。三俣より先は伏流するので沢水でパンを流し込んで休憩。ここまで急ぎ足で来たのでやや疲れた。左岸に目印テープを探しながら登るが ヤマツツジが紛らわしい。
花立山荘裏の気持ちよい笹原に詰めて終了。まだ富士が霞み見える時間だった。天神尾根分岐まで登山道を下る。暑い中 大勢の人が脂汗かきながら登ってくる。先ほどまで涼しい溪の中にいた当方からすれば、ご苦労様としか言いようがない。
しかしモミソ沢があっという間に終わってしまい物足りないので やはり自分も空腹と暑さに眩暈しながら 久し振りに塔ノ岳を目指した。塔の標高を1200mと勘違いしており なかなか山頂に着かない。沢登りで水筒を持たないので 汗をかかぬようゆっくり登った。

秦野盆地と相模湾

秦野盆地と相模湾

山頂で沢靴と靴下を乾かしながら 秦野盆地の向こうの海を見下ろし 5月の気層と風を楽しむ昼寝。周りもみな思い思いに山頂を楽しんでおり賑やかだが煩くはない。
下山も大倉尾根から。ミツバツツジを愛で 登山を始めた頃を思い出しながらのんびり下った。

塔ノ岳山頂

塔ノ岳山頂

沢中ではモミソ沢の大滝で3人組パーティーに会っただけでした。源次郎沢手前の林道に水がなかったので水量はかなり少なかったと思います。晴天続きなので沢も登山道も蛭は一匹もいませんでした。懸垂岩では高校生の山岳部パーティーが8人ほど練習していました。

コメントは停止中です。