2017年2月4日@上越タカマタギ


◎参加者:高山(L・記録)、会外一名

0449平井駅発
0842土樽駅着
0920林道関越高架下(除雪最終点)
1015取付
1410タカマタギ山頂
1640土樽駅着
1709土樽駅電車発
2050平井駅電車着

17020412上野始発の高崎線で対面に座ったオッサンが先週と同じ人だった。
四週連続の土樽駅。空は晴れ渡り風は静隠。今日は、まさにTHE DAY。冬山は荒れた方が楽しいと嘯く天の邪鬼でも、一生であと何度巡り会えるだろうかと思うほどの好天だ。雪も締まりワカン膝下で、楽に毛渡沢林道のスキートレースを辿る。
林道脇から適当に尾根に取付く。夏に沢登りに来ると崖になっているところなので初っ端から辛い。乗り越せばなだらかな雑木林となり、尾根下部の股状が見渡せる。所々にネズコを黒々とブッシュさせる急峻な右股が魅惑的だが、アイゼン・ピッケルの武器がないので、いくぶん緩い左股を選択。トラバースが中途半端で最後に谷間の直登斜面に入ってしまいラッセルと振るい落とされそうな急斜面に体力的にも精神的にもくたびれる。左尾根に乗ればク1486205876897ラストしていたので、もっと林道を奥に進んでから攻めるべきだった。
1486205870485 その後傾斜は緩むものの細い尾根となる。左の雪庇・真ん中の薮・右のクラスト急斜面のうち楽しそうなところを選びながら、堅実に薮を潜って逃げるカモシカ2頭を追いかける。八ヶ岳と違って必死になって逃げるので、明らかに狩猟圧がかかっていると分かる。
1486205791301 尾根が右屈曲するピークで一服。ここは谷川連峰を遮るものがない絶好の展望台だ。この後はタカマタギまで標高差140mのなだらか尾根なのだが、雪を纏った山が大きく見えとても2時間で行ける距離とは思えない。トレースを戻るにはロープを出すかツボでクライムダウンするか面倒な時間がかかるのは必定。ままよ今宵は上弦の月夜、ヘッデン下山上等と踏み出すが、風当りの良い尾根はクラストしており、あっと言う間に山頂に着いてしまった。148620578634714862059237351486205805611

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