【個人山行】2018年6月23日@太源太・鷺ノ首沢


◎参加者:高山(L)、本多、長濱(記録)

【行程】

0800 駐車スペース着
0830 出発
1430/1500 太源太山頂
1630 駐車スペース着

やー。

「魔が差した」っていうんですかね…

諸事情で1か月ほど歩く機会が少なく、脚力の低下を懸念してリーダーの沢登り山行に久々に手を挙げたところ、メンバーが強脚の二人。。もちろんそんな時にリーダーが癒しの初級沢を選ぶわけもなく、リハビリのつもりが完全な修行山行と相成りました。

遡行図では登山口の駐車場から踏み跡を西にたどるようになっていましたが、林道のかなり手前のカーブに駐車スペースがあり、そこから入ったほうがロスが少ないだろうということでスタート。少しでも藪の薄い場所を探して下っていきましたが、それでも朝イチから藪漕ぎ。

沢床に着くとやや下流に堰堤。
地図に堰堤なんてないのに。
そしてゴルフ場横の二つの池?も埋まっていて、どうやら護岸工事で若干様相が変わったようです。
無事入渓し、30分強のゴーロ歩きののち大栗沢出合に到着。

ここから源頭部までは大小様々な滝が次々出てきて飽きない。
ただ、リーダーがほとんど直登を指示するので、滝登りに基本あまり前向きではない私はガックリw リーダーが渾身のフリーソロをかましたあと、私はプライドゼロでガンガンお助け紐をオーダーさせていただきました。それでも1度滝つぼにボチャして、「濡れ連(=全日本沢登りで濡れたくない連合)」メンバーとしては不本意な結果となってしまいました。
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1000m過ぎまでかなり赤苔のエリアがありラバーの靴だと結構滑るので、場所によってはかなり怖い。ただ、基本登攀の多い沢なのでフェルトよりラバーのほうがいいだろうな……という、もどかしい気分を感じながら黙々と進みます。

1000mを超える頃には頻繁にスノーブリッジが登場。
上部はまだ雪渓に乗れましたが、下部の3箇所は入り口で合掌してダッシュ! スノーブリッジの事故を間近で体験した友人の話を聞いたことがあるので、スノーブリッジくぐりは毎回とにかく恐ろしい。。
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そして終盤の標高100mほどは藪漕ぎ。これがキツかった!

とにかく斜度があり、上部に行くにつれシャクナゲ地獄。1歩進んでは息を整える・・ということを30分以上続けると、ようやく稜線へ。稜線も廃道?のようなヤセ尾根で、まだ気が抜ける状況ではありませんが、最後の岩場を超えて15時にようやく山頂へ。。。ちなみにリーダーは藪漕ぎで別のルート取りをして30分早く着いてましたw
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山頂は天気も悪くガスの中。そんなこんなで、山頂到着後は、10分ほどで荷を整えた後にとっとと下山。正午頃からポツポツ降り出した雨もやや本降りになっていましたが、下山なので特に問題もなく16時半には駐車場に到着しました。

水量は少なめなので、早いシーズンでも楽しめる沢だと思いました。
登攀要素が多いので、滝登り好きな方にはおすすめです。
(私はもっと癒しの沢でもいーんだけどw)

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