2019年7月21日(日)@倉沢谷塩地谷


参加者:上林(L,記録)、道家

09:00 倉沢バス停
10:00 入渓
12:00 棒抗沢出会い
13:50 一杯水
15:45 東日原バス停

新宿 6:46発の中央線「ホリデー快速 奥多摩行き」で奥多摩駅へ。道家さんと合流して東日原行きのバスに乗って倉沢で下車。
右下に倉沢谷を見ながら倉沢林道を歩いて、魚止橋を超えて魚止め滝の落ち口を超えたあたりの急斜面を降りて入渓。
実は魚止め滝の落ち口を超えたと思った所で グズグズの急斜面を懸垂下降で降りたら、滝の落ち口より全然手前で 林道に戻ってしまい思わず苦笑。滝の落ち口の先の下降点はもっと先であった。
初めての沢だが水量はそこそこ多いようだ。すぐに右手に長尾谷を分けてしばらく行くと、ゴルジュの連瀑があり左手の急斜面を巻いて一度山道に出る。小さな木道を2つ渡った所で、斜度が緩くなったので 少し下って懸垂下降3ピッチで沢床に降りた。
しばらく小滝を快適に登りながら進むと6mチョックストーンの滝。チョクストーンは左側を通過できるが、その先の滝がどう見ても登れないので右岸を巻く。芽尻沢の手前の6mの滝も上部が少しハングぎみで登れそうにないので小さく巻く。棒抗沢の出会いを過ぎた所で7m 2段の滝。1段目は急なゴルジュでその先は見えない。ここも右岸を巻く。急な斜面のトラバースも有り部分的にロープがフィックスされているがホールド、スタンスとも豊富で不安なく通過。1段目のゴルジュの上には釜を持った垂直の滝があり やはり突破は無理だった。ここまで高巻きや懸垂下降、多数の小滝などテンコ盛りで結構時間がかかった。この後少しピッチを上げて 小滝を快適に登りながら進むと どんどん水量が少なくなっていく。
お試しも含めて沢登り 4回目の道家さんもだいぶ慣れたようで、楽しそうに小滝を登っている。

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途中で女性2人組のパーティーを抜き、標高1300mあたりで完全に水が切れてそのまま沢を詰める。天候はずっと曇りだが上部はガスで真っ白。ガレも少なく藪漕ぎも無く最後はあっさり登山道の一杯水に出た。後半結構かせいで予定より早い時間でのフィナーレ。
ここは小ピークの下だが名前の通り水場になっており、細い管から水が出ているので ありがたく利用する。靴を履き替えて下山しようとした所で 途中で抜いた2人組が上がってきたので写真を取り合って 少し会話してから下山開始。

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ふかふかの歩きやすい登山道をのんびり下って、東日原バス停に到着し、予定より1本前の奥多摩駅行きのバスに乗れた。入浴は諦めて スーパーでビールを買って「ホリデー快速 東京行き」に飛び乗って最速で帰宅できた。
1級上の初級の沢だが、結構楽しめる良い沢でした。

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