【個人山行】2016年12月25日@阿弥陀岳広河原沢左俣


◎参加者:高山(L) 赤岡(記録)

12/25(日) 天候・・晴れ2016-12-25-09-00-00-large
気温・・2650m付近8度くらい

0515舟山十字路
0615二俣
0650F2手前
0915大滝10m (2500)
1012御小屋尾根登山道(2665)
1320舟山十字路

広河原沢左俣へ行ってきました。
先々週の八ヶ岳が結構雪あったので舟山十字路もなかなかあるかと思いきや、去年の今頃行った阿弥陀中央稜と変わらずアスファルトむき出しだ。木曜日に降った雨と連日の12月では考えられない高温で無くなったのか?
広河原の二俣に着くとテントが数張りありみな準備している感じであった。先を急ぎあっという間にF1到着。
F1はアイスというより沢であり、右岸から巻く。まだアイゼンを着けてないので少々ひやひやした。
F2手前で登攀具を装着。
途中何本かの小滝を二人でサクサクと快適に越えて行くとようやく一つ目の核心、大滝12m。dsc_0223-1080x1920
ここでロープを出し高山さんにリードをお願いする。
下部は緩傾斜だが、中間から上はほぼ垂直。
高山さんは楽勝そうだったがあえて練習の為、アイススクリューを2本セットしランニングをとり抜ける。
赤岡はフォローだが、うん◯がしたくてたまらなく腹筋に力が入れられずびくびくしながら冷や汗だしながら抜ける。
しばらく小滝やナメ滝の連続で楽しめたはずが、赤岡は腹痛であまり気合いが入らない。dsc_0221-1080x1920
そうこうしているうちに本日2本目の核心であり最後の核心、10m大滝に到着。
小休憩をとった後、赤岡リードで行く。見た瞬間分かったが全体的にめっちゃぽちゃぽちゃと氷が溶けていてこれやばくない?という状態。それでもなんとか左側に活路を見いだし取り付く。左側なら濡れないと突っ込むが下部でスクリューをセットしようとすると既に右半身が水滴だらけで焦る。
セットした後、そのまま真っ直ぐアックスを突き刺し気合いで進む、途中もう一本スクリューを打ちたかったがこれ以上濡れて苦しむくらいならといっちまえ!!と考えさらに気合いを入れて一気に滝口を抜ける。
下でフォローしていて下さった高山さんは「なんて危ないヤツだ!」と笑っていたらしい。
大滝を抜けるとあとはほぼ終了なので踏み跡はないがそのままルンゼを突き進み適当なところで御小屋尾根側の登山道に抜ける。dsc_0225-1080x1920
風一つないポカポカ陽気の中、登攀具を片付け休憩し景色を眺め正面に見える阿弥陀の摩利支天にうしろ髪を引かれつつ、のんびり下山しました。dsc_0229-1920x1080

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