個人山行】2017年4月30日@茂倉岳 芝倉沢


 

◎参加者:赤岡(L・記録)渡辺

4/30(日) 天候・・晴れ2017-04-30-09-00-00-large
気温・・約10度(9時頃)

0430 指導センター
0515 一ノ倉出合
0645 芝倉沢出合
0815 ノド付近(標高1385)
1225 新道登山口

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初めてみる幽の沢

芝倉沢へ行きました。
旧道からスタート、アスファルトの上を快適に進むが一ノ倉沢出合から先は除雪なしで登山道にも斜めに雪が固まっており一苦労。更に渡辺は寝不足気味でイライラしており表情が怖く気を使う。
私は初めてみる幽の沢、堅炭尾根に終始興奮。渡辺に、あそこはV字状岩壁、中央壁、石楠花尾根だ!と教えるが全く興味なし。
芝倉沢出合いに到着。
下山時に予定している雪訓用の装備をデポしてからいざ出発。
出発直後に大量のデブリ帯をトラバース中にブロックが転がり落ちてきてびびり、もうスピードで通過。
曲がり角を過ぎると辺り一面が拓けて安堵する。(とはいえ常に雪崩に対しての警戒はゆるめない)そのまま更に進みノド付近の安全そうな岩場の上(1400付近)で休憩する。
ここで、渡辺は体調不良を訴え、「自分はここで帰りを待つから一人で行ってきて」という。
私は渡辺を置き去りにし出発するが、やはり山頂にて天候の急変で同沢下降不可、下降時に待機場所に、渡辺がいなくなっている、等々不安要素が次から次へと出てくる為、心配になり引き返し敗退を決める。

デブリ

sbⅢからのデブリ

敗退後は芝倉沢出合辺りでのんびり雪上訓練を始める。
開始間もなく、スタンディングアックスビレイが終わりアックスを支点にしての懸垂の練習をやろうとしたところ、渡辺が「高山さんだ!」と本日芝倉沢をスキーで滑走してくる予定の高山さんを指差す。まさに数時間前に歩いたS字状にカーブしたデブリの上に黒く丸々した感じの物体に指差しているが明らかに高山さんではなく、間違いなくくまのプーさんである。
現在の地点からまだまだ距離はあるもののなかなかの勢いで私達がいる芝倉沢の出合にまで下り降りてくるので、渡辺は慌ててロープ等を片付けいつでも撤退準備完了している。が、私は「まだみたい、もう少し近づいてきても大丈夫」となかなか撤退しようとしない私にかなり渡辺はイラついていたようだw
撤退時に滑走してくるであろう高山さんへ電話を試みるが圏外。「まあ、あの人は熊くらいなら倒して降りてくるでしょう!」と結論にいたり、そのまま芝倉沢から湯檜曽川に降り川沿いに平行している新道を使い登山口へ。
因みにマチガ沢を徒渉した辺りで高山さんとは合流。熊には遭遇しなかったとの事でひと安心。

駐車場に戻り、本日リハビリハイキング&山菜採りに来ていた有枝さんと合流し近くの広々した辺りで蕗の薹、こごみ、つくしの天ぷら をたらふくになるまで(天ぷらにお塩最高!)頂き帰路につきました。有枝さんご馳走さまでした!

家内が作ってくれたふきみ

妻が作ってくれたふき味噌

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