2017年7月15日@南カドナミ沢~足拍子本谷前衛スラブ


◎参加者:高山

170715120449JR平井駅発
0842土樽駅着
0900南カドナミ沢入渓
0940二俣
1055稜線登山道
1100荒沢山山頂
1140前衛スラブの頭
1220足拍子本谷
1250前衛スラブ登攀開始
1345前衛スラブの頭
1410稜線登山道
1440荒沢山山頂
1540カドナミ尾根登山口

駅前・格安・お部屋よりどりみどりな土樽山域。
上野からここまで来る途中に似たような駅があった気もする。

今日は林道の橋からボサボサの南カドナミ沢に入渓。
下部の雪は早々に消えるので、ボサも仕方ない。岩質は万太郎と似て白く滑らかだ。
大岩を左手に見送れば、沢幅も広がり、上越らしくなる。
しかし滝は逆相でヌメり、小さいながらに釜も抱える。
F1は水流右を直登するが、7割方登ったところで行き詰まり右の灌木に逃げる。数歩上がって、灌木伝いに雲梯よろしく落ち口直下に戻り、半直登。
F2は釜からの取り付きがヌメっており何度も水没。諦めて左から灌木伝いに上がる。
F3は記憶なし。
F4だけは樋状の水流沿いにシャワーで直登できる。

F5-15m

F5-15m

二俣先で大滝F5-15mが現れる。渓相には期待してこなかったが、心無き沢ヤの目にも美しく感じ、珍しく写真撮影。
これを左から灌木を使って越えると、急に白い冷気が立ち込め靄の中に滝の落ち口が浮かぶ。近寄れば4m小滝で、その上に案の定、雪渓。
トンネルが大きく、右から高巻いて乗る。中俣まで雪渓上を歩く。
途中、水を取り忘れたことに気づき焦るが、ついでに取り付きに残置したビールを沢水に浸すことを忘れたことにも気づく。この後、ビールのことが気になって、ボカミスを連発する。
スラブ帯を越えて藪こぎ開始。普段なら、これで終わりと楽しく漕ぐのだが、今日はアプローチに過ぎないので、足取りも重い。笹藪を詰め、狙い通りに荒沢山右手の稜線登山道に出る。
荒沢山までは楽ができる踏み跡なのだが、それより先は、気をつけないと藪に突っ込んでしまう。シャクナゲ枝の跳ね返りで右手薬指を突き指。激痛で敗退も考えたが、登り返しがつらいので、ダメなら旭原に降りるつもりで続行。前手沢右岸尾根は先月下降した後に誰か使っている様子で、だいぶ楽に降りられた。

階段状滝より雪渓を見下ろす

階段状滝より雪渓を見下ろす

前手沢出合先の足拍子本谷の滝群は、水音は聞こえるがまだ雪渓の下。雪渓には降りず、尾根から左岸沿いに灌木と草付のコンタクトラインをトラバースし、小沢をひとつ渡って前衛スラブの階段状滝の中段に取り付く。前衛スラブは凹状だが水はないので、小沢で水分補給しておいて良かった。

8m滝

8m滝

出だしの階段状滝の上の貧相な苔滝を越えると幅広のスラブ帯が前衛スラブの頭まで続いている。緩傾斜で岩も硬くグリップがよく、ゴム沢靴で不安なく登ってゆけるほど簡単で、たまに歩きも混じる。

スラブ帯

スラブ帯

ダイレクトスラブよりホールドがある分だいぶ簡単。真っ直ぐ登れなくもないが、足が疲れるので適当に簡単なところを拾いながら左側をジグザグに登ってゆく。

二俣手前テラスからスラブを見下ろす

二俣手前テラスからスラブを見下ろす

二俣手前の小テラスでカモシカが此方をジッと見下ろしている。夏毛に生え変わると毛刈されたプードルみたいで、見つめられると気持ち悪い。

カモシカ
二俣を左に入ると、岩が脆くなり、慎重に登る。所々の灌木を拾いつつ岩をつないで前衛スラブの頭に立つ。風穴沢のリッジが急峻に立ち上がっているのが印象的。

風穴沢

風穴沢

少しゆっくりしようかと思ったが、午後から雨予報だったし、あわよくば1524水上行に間に合うかと、藪こぎ開始。しかし本日2回目の藪こぎにアゴを出し、早々に諦めた。

前衛スラブの頭先のナイフリッジ

前衛スラブの頭先のナイフリッジ

カドナミ尾根の登山道を枯枝を片付けながら降り、栗ノ木沢でビールを冷やしながら、のんびり水浴びして土樽駅に戻り、1807の電車を待った。

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