参加者:荒木(L・記録)、河原、土川
タイム:
06:50 桜坂駐車場 発
07:05 米子沢 入渓
10:30-10:45 二股
11:00 避難小屋
11:20-11:40 巻機山山頂
11:55 避難小屋
13:05 井戸尾根5合目
13:35 桜坂駐車場 下山
関越道で向かう道中、群馬県側はどんよりと曇った天気で谷川連峰も雲の中でしたが、関越トンネルを抜けるとそこは別世界の青い空!長雨の合間に気持ちの良い天気にも恵まれて、噂に違わぬ素晴らしい名渓を楽しむことができました。
登山口の桜坂駐車場には6時半すぎに到着したが、さすが百名山人気でほぼ満車、ほとんどは一般の登山者だと思うけど皆さん早いです。
雨の多い夏だったせいか沢の水量も多そうで、普段よりも少し難易度は上がるのかなと思いながら、早速入渓する。
しばらく1kmくらいはゴーロ歩き、いつもは伏流になっているらしいゴーロも普通にザーザーと川になっている。
ゴーロが終わるあたりで、6人くらいの先行パーティに追いついて先に行かせてもらう。その先には誰も先行パーティはいなかった。
そこからは休む間もなく次々と滝が現れ、序盤の40m大滝は巻いたが、それ以外はほとんどの滝を直登または側壁を登ることができ、難しくはないがいろんな要素があって楽しい。安全を期してロープは3回出して登った。小さいながらもゴルジュ帯も面白く、へつりやシャワークライミング、そこを抜けた先に広がる大ナメのスラブ帯がまた綺麗で素晴らしい。振り返ると太源太山などの山並みも見えて景色も最高だった。
そして夢中になって登っていたらあっという間に源頭に近づいて最後は癒しの風景、穏やかな草原地帯となり、もう沢が終わってしまうのかと思うと残念だった。詰めの二股は右はロープが張ってあって進入禁止、左股を進んでしばらく行くともう避難小屋に続く踏み跡で終了。