参加者:上林 (単独)
11月13日(木)
羽田空港 7時20分発のフライトで鹿児島へ。鹿児島から屋久島への便は悪天のため天候調査となっていたが、なんとか飛んでくれて屋久島入りする事ができた。当初の予定では、すぐに白谷雲水峡にバスで移動して白谷山荘まで1時間歩く予定だったが、雨のなか歩くのが嫌になり下山して泊る予定の宮之浦の民宿に空きがあったので、今日は民宿泊まりとする。
夕食は民宿が経営する隣の居酒屋で一人で入山祝い。
11月14日(金)
バスで白谷雲水峡に入り歩き始めるが、予報通り雨は止んでくれたがガスで真っ白だ。昨晩降り続いた雨でびしょびしょの登山道を登るが、そこは「もののけの森」。苔むした岩や木が楽しませてくれる。途中 屋久猿が道を塞いでおりにらめっこ。突っ切ろうとしたらちょっと威嚇されたので、ごめんごめんと下がったら、「仕方ないなー」という感じで道を譲ってくれた。これまた予報通り昼頃からすかっとした晴れとなり一気に気温が上がる。平日にもかかわらず本当に多くの「縄文杉」目当ての人が歩いている。ガイドツアーも多い。「XX杉」と名前のついた沢山の杉を見ながら楽しく歩く。20年ぶりの「縄文杉」は周りに2つの立派な木造りの展望台が出来ており、そこからしか見学する事ができない。縄文杉は相変わらず圧巻の迫力。すぐに高塚小屋に到着。20年前に泊った時は かなり古い小屋だったが、建て直されてお洒落な2階建ての小屋になっていた。さらに1時間ほど歩いて本日の宿 新高塚小屋に到着。20年前は新しくてピカピカの印象だったが、かなり古びた小屋になっておりびっくりした。
10人程の先客がいたが、ゆったりしたスペースを確保する事ができた。水を汲んでしばらく休んで一人ビールで乾杯。夕食はパスタ。なんと18時頃に皆寝静まってしまったが、20時頃までちびちび飲んで就寝。外は満点の星空だった。
日の出が6時半頃と遅いが、暗い中歩くのはもったいないので朝食後、明るくなってから歩き出す。すぐに木の間から日の出が見えた。樹林帯を抜けると いろいろな形の巨岩が目を楽しませてくれる。イースター島のモアイ像のような岩や、「風の谷のナウシカ」に出てくるオームのような岩、巨岩の上に 転がる寸前のような岩が乗っていたりして神様のいたずらとしか思えない。
最高峰の宮之浦岳は3度目だが、快晴で見事な展望なのでゆっくり景色を楽しんでから下山開始。途中通った湿原は、まるで天国のようだ。美味しい水も飲み放題。
時間があったので、黒味岳に寄る。ちょっと岩場っぽい所が多く楽しく登れた。山頂も絶景だ。
急な道を延々と下り、淀川小屋の横を通って淀川登山口に到着。予約してあったタクシーで安房まで。途中 紀元杉に寄ってくれた。安房からバスに乗り換えて宮之浦に移動して民宿に入る。夜はまた隣の居酒屋で一人で下山祝い。

13時45分の飛行機に乗らないといけないので、バスで尾之間温泉に行って温泉に入る。風情のある作りで地元の人達がぞくぞくと入浴しに来る。外に出るとモッチョム岳の岩壁がすごい迫力だ。一般登山道もあるので次回は是非登ってみたい。
空港でチェックインしたら、なんと未明に鹿児島の桜島の噴火があり、鹿児島から先の便が飛ぶかどうか判らないとの事。九州新幹線で博多に出て、博多からの便に乗る事も考えたが鹿児島からの便も無事飛んでくれて予定通り帰宅する事ができた。最近交通に振り回されるパターンが多い。