◎参加者:T(L)、Hさん ※記録T
12/20 雨 夜半前より晴 1700錦糸町 2018清里駅(タクシー)2100美し森 着 2150就寝
タクシーに国道のセブンイレブンに寄り道してもらってから、美し森に上る。 雨を避けてツエルトを張れたが、夜半前には晴れた。風が弱く暖かく、Hさんはツエルトから足を出して寝ていた。観光案内所のトイレは冬期閉鎖。
12/21 晴 300起床 415美し森 発 645出合小屋 1030撤退地点 1235出合小屋 1440美し森 1535清里駅発 1845平井駅
新月前夜の星空を見ながら林道を歩く。天女山方面への分岐を除けば、迷う点なし。 沢の渡渉で雪を踏み抜くが、靴が濡れるほどでない。
時間通り出合小屋着。小屋内にテント3張あり。
赤岳沢にトレースがなく、ワカンを付ける。沢沿いの新雪と取付きの直登に喘ぎ、尾根に乗ると、末端から登った先行パーティーのトレースがある。しばらくそれを辿るが、平坦地で彼らが下ってくる。聞けば早朝に出合小屋を出たがラッセルが酷いので撤退するとのこと。
再度、ワカン装着し自力でラッセルするが、まったく進まずカニのハサミのかなり手前の2350m程度で撤退決定。 雪の深さ・硬さがまだらで、行けるかと思うと急に深くなったりで、精神的に参った。キレット越えの風が強いが天気はよく、旭や権現の東稜が眩しい。あの辺が登れる日が来るのだろうかと凹む。
下りは尾根末端へのトレースを辿ったが、取付が急傾斜で大岩を巻くトラバースも大変なのでやめた方がよい。
昨年に続いての敗退だが、雪の状態、天気、日没時間、人数、体力、装備等の計画をしっかり考えなければ登れないことが良く分かった。